MM2R プレイ日記 14

「かばう」について

メカニックを下車させて「ゆるめる」を使う時や、レスラーを下車させて攻撃させるとき、戦車で「かばう」を使って守ることがあるが、最近、この「かばう」をもっと色々な場面で使えないだろうかと考えている。

例えば、「ブルフロッグ」戦では、戦車が「解体」されないように、「解体」がくるターンだけ全員下車させるか、「ゴーストドリフト」で回避するといった対策をとるが、これを、下車したソルジャーが戦車をかばって、代わりに「解体」を受けてくれたら、便利なんじゃないだろうか。

「かばう」を活かせそうな他のアイデアとしては、迎撃兵装を積んでいない戦車をソルジャーが「人間パトリオット」で守るとか、あるいは、攻撃特化の戦車と、かばう特化の戦車を用意して、役割分担するのも面白そうだ。かばう特化の戦車には「迎撃補助」「身交わし走行 / 歩行」といった防御用の特性と「安全お守り」を満載しておく。もし多少でもダメージを軽減できるなら、パーティ全体として、「携帯バリアL」や「タイルパックLL」などの回復の効率も良くなるかもしれない。

「かばう」の挙動について

色々なシチュエーションで「かばう」を使ってみたところ、バグらしきものを発見した。「かばう」を軸にバトルの作戦を考える場合には、注意が必要そうだ。

MM2Rの戦闘中に起こる典型的なバグは、バトルの途中から「ゴーストドリフト」や「おたけび」の効果が発揮されなくなるバグや、ソルジャースキルの「ニンジャステップ」が自身ではなく搭乗していた戦車の方にかかってしまうバグ、犬だけで運転させた戦車に「タイル命」や「携帯バリア」を張ろうとすると違うメンバーが対象になってしまう、といったバグがある。「かばう」のバグも、おそらくこうしたバグと同種のもので、行動の対象が「戦車」なのか、中の「人間」なのか、その処理が正しく行われないようだ。複数人乗りの場合は、中の誰なのか、というのも問題となっているのかもしれない。

今回発見したバグは、戦車に複数人乗りした場合、先頭メンバーが下車して、自身が乗っていた戦車を「かばう」と、うまくいかない、というバグだ。2人乗りで2番目のメンバーを下車させた場合は、「かばう」は正しく機能しているようだ。

また、3~4人乗りをした場合、戦車内に2人以上のメンバーが残っていると、「かばう」は成功したりしなかったりするようだ。どうやら、2Dグラフィック上は戦車は1台しかないように見えるが、内部処理的には、敵の攻撃の的は、搭乗者の人数分あるようだ。

今のところ、バグを回避する方法は見つけていないが、下車させたメンバーに外から戦車を守らせる場合には、そのメンバーは、戦車内で2番目に配置し、他のメンバーも下車させて、戦車内には先頭メンバーが1人だけ残る状態とするのが良さそうだ。

戦車が別の戦車を「かばう」場合については、あまり検証していないが、やはり、守ってもらう側の戦車に複数人のメンバーが乗っていると、うまくいかない場合があるようだ。

ブルフロッグの「解体」は「かばう」で回避できるのか?

結論として、「かばう」で「解体」を回避することは可能だった。

ただ、これが成立するためには、複雑な条件があるようだ。法則はよく分からなかったが、1番確実なのは、1人だけが戦車に搭乗し、あとのメンバーは徒歩でバトルに参加するというやり方だ。こうすると、戦車への「解体」を、「かばう」によって代理で受けることができる(ダメージあり)。

複数人乗りした場合、「かばう」が狙い通りに効果を発揮する場合もあるが、内部処理が不安定なようで、犬がターゲットとなって関係のない戦車が大破したり、そのターンは無事でも翌ターンに突然戦車が大破したり、不思議な現象が起きた。

現段階では法則が分からず、使い勝手は良くないが、戦車1台に1人乗りで妥協できれば、「ブルフロッグ」の新しい攻略法として使えるかもしれない。

「かばう」検証

ブルフロッグ戦で以下のようなプレーを検証してみた。

  • 戦車①にメンバーA、B、C、D(犬)を乗せて、B、C、Dが下車して、Bが戦車①を「かばう」。
    • 「解体」から戦車を守ることができた。Cで「かばう」もOKだった。
    • ただ、100%確実ではないようで、何かをきっかけに「ゆるめる」や「解体」が戦車にヒットするようになってしまうようだ。(不安定)
  • 戦車①にメンバーA、B、C、Dを乗せて、A、B、Cが下車して、D(犬)だけで戦車①を操縦させる。(タイル命のバグと同じ現象が起こるなら、犬だけの戦車は対象にできず、解体は下車したAに飛ぶはず)
    • 戦車①が「解体」された。敵は犬だけ運転の戦車も的にできるようだ。
  • メンバーAは最初から徒歩、戦車①にB、C、Dを乗せて、C、Dは下車して、Aが戦車①を「かばう」。
    • 戦車①が「解体」された。なぜ???

以上、色々な組み合わせで検証し続ければ、法則が見えてくるかもしれない。

「かばう」を使ったアイデア

  • 4人乗りでバトルを開始し、HPと守備力の高いメンバーが下車して戦車に「かばう」を使う。もし、1ターンの間、敵の全ての攻撃を受けてもHPが残る場合、戦車内の2人のうち、1人が回復アイテムを使い、もう1人が攻撃をすれば、回復アイテムが続く限り、疑似「ゴーストドリフト」のようなことができるかもしれない。
    • 単体攻撃メインの敵にしか使えないが、「カリョストロ」や「ゲオルゲ」はほぼ単体攻撃だったと思うので、相性がいいかもしれない。
    • 4人乗りでやる場合は、「ゴーストドリフト」と併用することもできそう。
    • 問題は、車内に2人以上が搭乗しているという点だ。ブルフロッグ戦の「解体」対策では、車内に2人以上がいる場合、「かばう」がうまくいったように見えても、なぜか戦車が大破することがあった。通常ダメージの攻撃の場合はどうなるかは分からない。(要検証)
  • 攻撃力が高く短期戦向きだが、SPが1,000以下など、防御面が「携帯バリア」頼みになるような戦車を使う場合に、SPが豊富な戦車を盾として、数ターンの間攻撃に専念できる状況を作れるかもしれない。
    • 実質「ゴーストドリフト」と同じだが、4人乗りではないので併用はできない。
  • 母艦サウルスなどに連続射撃された場合、パーティの最上段に配置される戦車やメンバーは、敵との距離が近いせいで迎撃が間に合わない現象があるが、「かばう」によって下段の戦車がターゲットになると、迎撃の余裕が生まれるかもしれない。
  • 「ミサイルジョーカー」などの固定武器で、ザコ戦の迎撃で弾を消費したくない場合、下車したメンバーに「かばう」を使わせると、弾を消費しないで済むかもしれない。