MM2R プレイ日記 16

「守備力」特化の戦車

今年の冬はメタルマックスをやる暇がなかったが、3連休にようやく時間ができたので、久々にMM2Rをプレーした。

戦車改造例を考えるときは、何かに特化させると、良い案が浮かぶことが多いが、今回は前から気になっていた「守備力」に特化した戦車を作ってみた。

特化型の戦車はコンセプトが明確なので、シャシーやパーツで迷うことがなく、サクサク作れるのが良い。「守備力」に特化する場合、シャシーは「エレファント」一択。Cユニットは「ティターン改」が上限255で良い感じだが、「キャノンラッシュ」用の大砲を複数装備して守備力を上げるとさすがに重すぎたため、「ダロス3000」を上限282にして、大砲は穴1の「キングバースト」のみ守備力を高めて、その他の大砲は破損前提で軽量化して全体のバランスをとった。

改造例:ホワイトムウ(守備力特化)

難易度ゴッドでのカリョストロとの戦い

カリョストロの「暗黒舞踏」は、戦車でも1発600、4連ヒットで約2400のダメージとなるため、「守備力」の効果を試すには良い相手だ。

SPゼロの状態で4連ヒットを受けるというのを何度かやってみたところ、戦車が大破して中のメンバーが外に放り出される確率は、だいたい半分以下、1/2~1/3程度という感じだった。事前のイメージとしては、破損して煙は出ても、なんとか持ち堪えるのを想像していたので、正直、がっかりなレベルだ。運が良い時は、SPゼロの状態で、5~10ターン近く耐えることもあって、そういう時は「守備力、すげー!」という気持ちにもなるが、毎回ヒヤヒヤで、耐えた後も「最も危険な修理」に手間がかかるので、それなら素直に「タイル命」で回復したり、「ゴーストドリフト」で回避したり、煙幕を張ったりした方が、効率は良いだろう。

動画:難易度ゴッド vs カリョストロ

守備力を上げておいて損はないパーツ

シャシーも含めて守備力を上げられるパーツは全部で9つあるが、すべてを限界近くまで上げるというのも試したが、いざバトルに突入すると、ピンポイントでシャシーだけが大破して終わり、ということもあったので、守備力の合計値を上げてもあまり意味はないようだ。

結局のところ、シャシーの大破が一番の問題なので、シャシーだけは守備力Maxにして、あとは軽量化してSPを確保するのが、おそらくは正解だろう。あとは、ダブルエンジン車などの場合、Cユニットが大破するとコマンドが使えなくなるので、Cユニットも、堅くしておいて損はなさそうだ。

なんとなくだが、守備力が100を超えると、一発大破というケースはかなり減って、破損止まりで持ち堪えらえることが多いように感じた。各戦車の守備力の上限が、ウルフまでは90台、バトー戦車やマンムートでようやく100を僅かに超えるという仕様になっているので、100というのが何らかの区切りになっている可能性はあると思う。100以上にできるものは、積極的に100を少し上回る数値にしておくと良いかもしれない。

結論として、「守備力」は期待していたほどの効果はなかったが、「ゴーストドリフト」や「タイル命」の使用回数がゼロになるような接戦では、「最も危険な修理」によって最後のラストスパートができる可能もあるので、いつか役立つバトルもあるだろう。(運次第の高リスク戦法なので、録画をする場合は、リセットの心理的ダメージが少ない前半で使って、後半はより安定した戦法に切り替えると良いだろう)